
26日2022年1月
半永久的に使用できる仕組み
照明に使用するLEDでは、発光ダイオードという部品が使用されています。発光ダイオードは電気をそのまま光に変えられる性質を持っていて、非常に効率が良いです。同じく照明に使用される白熱電球は、電気を使ってフィラメントに熱を持たせることで、光を放つ仕組みです。そのため、電気エネルギーが光だけでなく熱としても消費されてしまいます。また、その熱がフィラメントを消耗させるため、白熱電球は寿命が短いです。その点LEDでは、熱を発生させないので、寿命が長いです。そもそも発光ダイオード自体は、理論上は半永久的に使用することができます。
部品の劣化によって光量が落ちる
LED照明に使用されている発光ダイオードは半永久的に稼働することができますが、それ以外の部品には寿命があります。LED照明には発光ダイオードだけでなく、電子チップや配線などが使用されています。それらの部品が劣化すると、LED照明の光量は落ちてしまいます。ただ、完全に光らなくなるまでには長い期間がかかるため、LED照明の寿命は、光量が70%以下になった段階に設定されています。
寿命はおよそ4万時間
LED照明の寿命は製品によって異なりますが、大体は4万時間が目安です。夜にだけ使用している場合は、およそ10年程度です。その寿命を迎えたら、新しいものに交換することが望ましいです。LED照明はその性質上、寿命を迎えても光ることは可能です。しかし、使い続けていくと、光量は確実に落ちます。そのため、明るさを維持するためには、寿命を参考にしてしっかり交換することが大切です。
内照式看板あるいはledバックライトパネルと呼ばれることもあるledパネルは、ledライトが付いた表示面が光っているポスターフレームのことを意味する言葉です。